2018-06-07 第196回国会 参議院 総務委員会 第12号
また、国際放送のキャスターが現地から伝えるニュースキャラバンも実施して、平城宮跡から生中継で伝えるなど、奈良の魅力を世界に発信をしております。 二〇二〇年を控え、海外からの観光客が日本各地に足を運ぶようになっておりますので、今後も日本の各地域の魅力を世界に届けていきたいというふうに考えております。
また、国際放送のキャスターが現地から伝えるニュースキャラバンも実施して、平城宮跡から生中継で伝えるなど、奈良の魅力を世界に発信をしております。 二〇二〇年を控え、海外からの観光客が日本各地に足を運ぶようになっておりますので、今後も日本の各地域の魅力を世界に届けていきたいというふうに考えております。
さて、きょうは、この間進められてきた奈良県の平城宮跡の整備についてお伺いをいたします。 平城宮は、千三百年前、七一〇年から七八四年、長岡京に遷都するまでの七十四年間、難波宮などに遷都された一時期を除いて、我が国の政治、文化の中心として栄えた都であります。
○有松政府参考人 特別史跡としての平城宮跡の保存管理計画につきましては、ただいま御指摘の特別史跡平城宮跡保存整備基本構想推進計画に基づきまして、特別史跡の管理団体であります奈良県が国などと連携して策定するというふうにされております。 そのように認識しておりますけれども、文化庁としては、これに基づきまして適切に指導助言を行ってまいりたいと考えております。
○宮本委員 平城宮址の整備ですけれども、二〇〇八年の閣議決定で国営公園化されて、平城宮址の一層の保存、活用を図ることを目的に事業化をされました。文化庁の特別史跡平城宮跡保存整備基本構想の基本方針、それと、同推進計画を踏まえて国交省は、近畿地方整備局の国営飛鳥・平城宮跡歴史公園平城宮跡区域基本計画というものが定められまして、進められております。
最後に、奈良文化財研究所及び平城宮跡を視察いたしました。 奈良文化財研究所では、平城宮跡等の発掘調査を始め、建造物や古文書等の文化財の調査研究や展示普及などの取組が行われています。同研究所の平城宮跡資料館において、土器や木簡などの出土品や宮殿内部の様子を再現した模型等の展示を拝見するとともに、平城宮跡に関する説明を伺いました。 続いて、平城宮跡に復原された第一次大極殿を視察いたしました。
○吉井委員 だから、平安時代の平城天皇の墓だとしていたものが、実は古墳時代のものであったということが学術的には明らかになってきていて、しかも、その墓を平城宮をつくるために壊してしまった、これはもう歴史の事実なんですよ。
○吉井委員 次に、少し飛びますが、奈良の方の、平城宮大極殿の北側に市庭古墳と呼ばれる円墳があります。宮内庁は、これは平安時代の平城天皇陵という名前で陵墓にしております。円墳だと思われていたんですが、平城宮の発掘調査によって、全長二百五十メートルを超す前方後円墳で、二重の堀を持つ、五世紀に築かれた大規模な古墳だということが判明しました。
平城宮跡の横を通って、また地下を通るものですから、そういった意味で、非常に問題もまだあるわけでございますが、ぜひこれも早く事業採択をしていただいて、京奈和自動車道の一刻も早い開通をよろしくお願い申し上げる次第でございます。 さて、今申し上げたように、私は奈良出身でございますが、御承知のように、奈良においては、来年二〇一〇年、平城遷都千三百年という大きな大きな節目の年を迎えます。
そのときに、奈良の平城宮という、日本にも世界にも誇るような大変すばらしい木簡がある、そういうところを地下でもって通すという京奈和道路という道路が進められていると。これは高尾山も同じなんです。そういうところもパブリックインボルブメントというのでやっているけれども、ここは、私が聞く範囲では、東京外郭環状道路のパブリックインボルブメントよりももっと形骸化しているというふうに聞いております。
ですから、そういう、本当に貴重な自然があったり、それから平城宮のような本当に貴重な史跡があるようなところは、初めから計画をしないということがやはり前提。 それからもう一つは、人が本当に住んでいて、ついの住みかとしているようなところを、強引にそこに道路を通すということは、やはりもともと合意形成は難しいですよ。だから、そういうところは初めから前提で考えなきゃいけないというふうに考えております。
大和北道路全体十二・四キロのうち、今回事業の対象とさせていただいているのは南側の六・三キロ、これは大和郡山から奈良インターまでの間、これを主に高架構造で事業化させていただいて、今、委員御指摘の平城宮の跡地、そこに該当する部分については、とりあえず高規格としての事業化は見送りまして、県、市で街路事業をやっていただいて、その部分は当面街路でしのぐという計画になっておりまして、平城京跡地に大きな影響を与えるような
ただ、奈良の平城宮だって、ずっと端っこだけれども、これはやはりそこに道路をどうしても通さなきゃいけない。それで随分地下を、学者の意見も全部聞いてやっているように、そういう遺跡の存在は国民的な共有財産ですから、こういうものを壊さないようにしようというのは、国土交通省も、それはもう何でも道路をつくったらいいというものではありません。
これは長安を見てカルチャーショックを受けたと思うんですけれども、そういう遣隋使、遣唐使という人たちがその技術を学んで、そして日本でこういう平城宮を造ったということで、中国と日本のいわゆる交流の原点はここにあるんじゃないかということを僕も申し上げたわけですけれども、そのように歴史、ここは、文化庁造っていただいた周辺は国営公園としてこの二十年度から造成をさせていただいております。
やはり、奈良へお越しになった中で、平城京の、いわゆる平城宮跡の大極殿なんかもぜひ見学をしてもらってほしいわけであります。 その辺、特に冬柴大臣におかれましては平城遷都千三百年に力を入れていただいておりまして、改めてここでも御礼を申し上げるわけでございますが、平城遷都千三百年事業というのが再来年でございます。あのマスコットで今ちょっとにぎやかになってきたところでございます。
○渡海国務大臣 この遺跡は、奈良時代、天平十二年、聖武天皇が天平十六年に難波宮に移るまでの五年間、これは平城宮にかわる首都としての旧跡であり、我が国古代の政治権力及び宗教を知る上で大変重要な遺跡と、史跡に指定をされているというふうに承知をいたしております。国でも、従来から、京都府や木津川市が実施している発掘事業や土地公有化事業について国庫補助事業を行い、支援をいたしております。
また、平成二十二年に平城遷都千三百年目を迎えるに当たり、特別史跡平城宮跡について、平成二十年度より国営公園として整備着手することとしています。 人口減少・高齢化の著しい地域等に対しては、官民協働の新たな公による地域コミュニティーの再生、コミュニティーバスの導入支援等による生活の足の確保などにより、生活者の視点に立った暮らしやすい地域を形成してまいります。
現在、世界遺産平城宮のわずか六百メーター東側に地下トンネル二つが計画されています。地下トンネル建設中に地下水位がもし低下をしますと、地下五十メーターの深さでは対処できないでしょう、対策ができないわけです。
○福田内閣総理大臣 大和北道路は、平城宮の跡地の地下に埋蔵している極めて重要な史料でございます木簡というもの、これが影響を受ける可能性があるということで、木簡への影響を避けるために隣接する地下空間を通る計画をしている、こういうように承知しております。
また、平成二十二年に平城遷都千三百年目を迎えるに当たり、特別史跡平城宮跡について、平成二十年度より国営公園として整備着手することとしています。 人口減少・高齢化の著しい地域等に対しては、官民協働の新たな公による地域コミュニティーの再生、コミュニティーバスの導入支援等による生活の足の確保などにより、生活者の視点に立った暮らしやすい地域を形成してまいります。
まず、質問に入らせていただく前に、冬柴大臣におかれましては、先日、平城宮跡の大極殿の復原工事等々の視察で奈良へお越しいただいたこと、この場をおかりしまして御礼申し上げます。本当にありがとうございます。 また、その折、私が主催しております宝蔵院覚禅房胤栄没後四百年記念古武道大会にもお顔を出していただきまして、錦上に花を添えていただきましたこと、あわせて御礼申し上げます。
奈良県ですけれども、平城宮、平城遷都が行われて二〇一〇年でちょうど千三百年になると。これはすごいことで、そこに造られたあおによしとか、そういうものは当時の中国の文化そのものですから、中国人が見たらびっくりする、今こんなの残るのかということだと思いますし、またそれから四十年ほど後には大仏開眼が行われているわけですね。
○高塩政府参考人 平城宮跡につきましては、特別史跡に整備されまして、国としてこの地域を買い上げまして整備を行うということでございます。奈良県が中心となって進めております平城遷都千三百年記念事業というのが、西暦二〇一〇年に平城遷都千三百年を迎えますけれども、この時期に合わせまして、文化庁といたしましては、その中心的な施設でございます大極殿正殿の整備というものに今力を注いでいるところでございます。
平成十九年の一月十二日時点、「平城宮跡会場の基本的な考え方」ということで、奈良県の千三百年記念事業協会の事務局と文化庁の方で協議をしていただいているということであります。 もちろん、現在その計画を奈良県の方で進め、さらにいわゆる使用許可願、変更届というんですか、この特別史跡を使って事業を行う場合に、現状を一部変更して行うということの申請が必要だと言われております。
文化財を保護し、そして活用をしていくという考え方の中で、今度は、平城遷都千三百年祭というものが企画をされている平城宮跡についてお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。 この平城宮跡、これは平城遷都千三百年事業というのが県の事業として行われるわけでありますが、この平城宮跡の利用について、その後の状況というのを、これも事務方の方からで結構ですが伺いたいと思います。
なお、文化財が集中していると想定される平城宮跡内の地下水観測をしている四地点の変動量は、〇・五センチあるいは一・三センチの幅でございます。
平城宮跡の発掘調査で見つかりました木簡につきましては、委員御指摘のように、私どもも大変貴重な文化財だと認識をしておりまして、この保護を図っていくことが課題であることも十分承知をしておるわけでございます。
木簡というのは古代の文字史料として非常に貴重だ、また歴史的な史料だというふうに思うんですが、今、平城宮跡のすぐそばに地下にトンネルを掘って高速道路を建設するという計画があります。平城宮跡は、申し上げるまでもなく、国指定の特別史跡であります。またユネスコの世界遺産にも登録されております。
○政府参考人(加茂川幸夫君) この復原工事は、先ほど申しました歴史上極めて貴重な文化遺産と評価されております平城宮跡に関しまして、古代都城、都の城でございますが、都城文化の正しい理解を資するため、例えばこれを活用して、子供を始めとした国民一般が体験学習を行う場として活用しますことや、いろんな企画事業の場として創意工夫をする余地があろうと思っておるわけでございます。
○政府参考人(加茂川幸夫君) 今復原作業を進めております平城宮跡の第一次大極殿正殿についてでございますが、申すまでもなく、この平城宮跡は大変貴重な文化遺産でございます。律令国家形成期における政治文化の中心として極めて歴史上重要な文化遺産だと私どもは認識をしておりまして、昭和二十七年に既に特別史跡として指定を受けておるわけでございます。